オモロー授業発表会とは

「オモロー授業発表会」とは、「夢みる小学校」という映画を見た株式会社ワンピース代表取締役会長の久本和明氏が、「教育の本丸は公立学校である。」「地域の小中学校にも、必ず夢見る先生たちがいるはずだ。」という想いのもと、2023年に立ち上げた会です。

オモロー授業発表会を始めた思い 発起人 久本和明

今までに、全国で北は北海道から南は沖縄まで、35市町村で計70回(予定を含む)を超える開催をしており、毎回参加者は100人から300人にわたり、大きなムーブメントとなっています。

「オモロー授業発表会」の特徴は5つ!

◎主催者が教員ではなく、地域の方や保護者

地域の方が、地元の教育をよりよくしようと、家事・育児・仕事もある中で、企画から運営までを行っています。
教員が企画をしていないというところで、兼職兼業などの兼ね合いも含めて、持続可能な設計となっています。

◎主に公立の先生が登壇者

オモロー授業発表会は、地元の公立の教員が8人程度、それぞれが10分のプレゼンを行なっています。
公立の教員が発表することで、多くの保護者の方から「希望がもてた!」「学校への信頼感が増した」という声が後を絶ちません。
もちろん今の公立の仕組みを批判する内容ではありません。
明日の教育現場に持ち帰り、すぐ実験できる内容も非常に多いため、「教員研修」の役割も果たす内容となっています。

◎立場を超えたコミュニケーション(対話)が展開される

このイベントの主役は、登壇者というより参加者です。
登壇者の話の後に、参加者が円になって感想を語り合うという時間が設けられているのが大きな特徴です。
そこでは、保護者、教員、子ども、教育委員会、行政などの立場を超えて、日本の教育をよりよくしていきたいという想いのもと、有意義な対話が繰り広げられ、地域から教育を盛り上げていこうという地域住民参加型の会となっています。

また、今後教員を目指す大学生の参加も多く、教育現場を諦めていたが、希望が持てた、また教員を目指したいと言った声も多数寄せられています。

◎涙流れる感動の場が広がりを生む

イベントの最後には、主催者のあいさつがあります。
どのような想いでイベントを企画し、準備してきたかを語る中で、感極まって涙してしまう場面も多々あります。
それを聞いた参加者が「私の地域でもやりたい!」という想いになり、広がっていく。子どもの幸せを願う大人たちの感動で連鎖が起きているのです。

◎子どもと一緒に参加しやすい

会場にはキッズスペースが設けられており、そこにはキッズ担当の方が常駐しています。
イベント事になると、子連れの方は肩身の狭い想いをするか参加をあきらめるか、という環境も多かったかもしれません。
しかしこのイベントでは、子どもの笑い声が響き、のびのびと楽しめる工夫がされています。 

以上が、「オモロー授業発表会」の特徴です!


これまで8割以上の会が各地教育委員会の後援を受け、これまでヤフーニュースへの掲載、新聞報道、テレビ放映がされて注目を集めています。この草の根でひろがる民衆の運動が、大きなムーブメントとなり、公教育の発展に大きく貢献するものと願っています。